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ハマベナガカメムシ

Peritrechus femoralis Kerzhner 【 ヒョウタンナガカメムシ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
ハマベナガカメムシ 画像
種の特徴 体長4.5〜5.5㎜。楕円形の地味なカメムシである。頭部、触角、前胸背前葉、脚の腿節は黒色、前翅は黄褐色で黒色の点刻と不規則な暗色斑紋がある。海浜植物が多く生える河口や海岸砂丘の草間に生息する。
分 布 県内:今治市。 県外:本州、四国、九州;極東ロシア、中国大陸。
生息状況
選定理由
今のところ確実な産地は今治市唐子浜だけで、ハマゴウの落葉下やイネ科植物の根際から見出された。埋め立てや護岸等により海浜植生の豊富な砂浜は減少しており、本種が生息できる環境はかなり限られると考えられる。全国的にも確認記録は少なく、寄主植物や生活史などの生態は分かっていない。より詳細な分布調査を行うためにも生態の解明が急がれる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:武智礼央 執筆者: 武智礼央
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