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ラカンツヤムネハネカクシ

Quedius cephalotes Uéno et Watanabe 【 ハネカクシ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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ラカンツヤムネハネカクシ画像
種の特徴 大形の洞窟性ハネカクシで、地下浅層からも発見される。体長15〜16㎜、赤褐色から暗赤褐色で、頭部、胸部はほぼ同長、同幅で赤みがつよい。複眼は小さいが認められ、非常に細かい個眼からなる。腹部には青みの強い虹状の光沢をもつ。1964年に野村町の羅漢穴から採集された標本に基づいて1966年に記載された。地域的に隔離され分化した種である。
分 布 県内:西予市野村町、内子町(旧小田町)。 県外:四国(高知県)。
生息状況
選定理由
羅漢穴ではコウモリのグアノ周辺で幼虫がしばしば発見されるが成虫は少ない。幼虫成虫とも活発に徘徊する。また小田町や高知県の石灰洞からも発見されており、洞外の地中に設置したベイトトラップでも採集されることがあることから、四国カルスト周辺の地下浅層には広く分布していると思われる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:酒井雅博執筆者: 酒井雅博
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