1. HOME
  2. 昆虫類
  3. キタガミトビケラ

キタガミトビケラ

Limnocentropus insolitus Ulmer 【 キタガミトビケラ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
---
キタガミトビケラ 画像
種の特徴 幼虫は支持柄を持つ独特の筒巣を作る。筒巣は、平瀬や早瀬の礫面に支持柄先端を固着し、吹き流しのような状態で揺られている。筒巣から脚を出し、上流に向けて広げ、流下するデトリタスなどを捕まえ食する。成虫は全体が黒色。比較的大型の種で、春に羽化する。
分 布 県内:今治市、松山市など。 県外:本州、四国、九州。
生息状況
選定理由
かつては県内各地に生息したと推測されるが、河川改修、ダム建設などによる水質悪化、河床材料の変化にともない減少した。県内では石手川、鈍川などの源流に近い渓流に生息が認められるものの、その他の地域では極めてまれな種となっており、生息環境の悪化による絶滅が懸念される。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:山迫淳介 執筆者: 宇都宮靖博
分類別一覧ページへ