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オオシモフリスズメ

Langia zenzeroides nawai Rothschild et Jordan 【 スズメガ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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オオシモフリスズメ 画像
種の特徴 早春(3月下旬から4月中旬まで)の短期間に出現する、開張14〜16㎝の日本最大のスズメガ。前翅外縁は鋸歯状、胸部から腹部にかけて毛状鱗が密生し全体に灰褐色。幼虫はウメ、モモ、アンズ、スモモなどバラ科の果樹を食餌とする。捕獲すると摩擦音をだす。
分 布 県内:松山市、東温市、宇和島市など。 県外:本州、四国、九州、対馬;朝鮮半島。
生息状況
選定理由
本種はもともと個体数が少ない上に出現期も短いので採集の機会が少ない。幼虫の食樹は栽培果樹であり、松山市内にも多くの植栽があるにもかかわらず、あまり見かけることがない。主要食樹が栽培種なので、農薬使用による生息環境の悪化が原因と考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:片岡敬一 執筆者: 片岡敬一、宮武睦夫
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