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アイノミドリシジミ

Chrysozephyrus brillantinus (Staudinger) 【 シジミチョウ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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アイノミドリシジミ 画像
種の特徴 前翅長15〜21㎜。翅表は、♂は光沢の強い黄緑色、♀は黒褐色の地色に橙色斑と青藍斑を持つ(AB型)。年1化。成虫は6月中旬〜9月中旬にかけて見られる。♂は主に午前6〜8時頃に、渓谷沿いの樹木などになわばりを作り、特定の枝を中心にめまぐるしく飛び回り、枝先の葉上にとまる。越冬態は卵。主な食樹はブナ科のミズナラ。樹冠部の休眠芽基部に主に1卵ずつ産卵される。
分 布 県内:四国中央市、新居浜市、西条市、今治市、東温市、松山市、久万高原町、内子町、西予市。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸など。
生息状況
選定理由
ミズナラなど食樹の生育する標高500〜1400m程度の落葉広葉樹林を中心に生息地が知られている。近年は生息地での個体数の減少が認められる。落葉広葉樹林の伐採と針葉樹の植林による生息地の環境悪化が進んでいると考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:藤井康隆 執筆者: 窪田聖一
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