1. HOME
  2. 昆虫類
  3. メスアカミドリシジミ

メスアカミドリシジミ

Chrysozephyrus smaragdinus smaragdinus (Bremer) 【 シジミチョウ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
---
メスアカミドリシジミ 画像
種の特徴 前翅長18〜24㎜。翅表は、♂は金緑色、♀は黒褐色の地色に橙色斑がある。♂はアイノミドリシジミに似るが、本種は裏面の地色が淡く、白帯が幅広いことで区別できる。年1化。成虫は6月上旬〜8月中旬にかけて見られる。♂は主に午前10〜12時頃に、谷間に突き出した樹木の枝の先端になわばりを作り、他個体を激しく追いかける。越冬態は卵。食樹はバラ科のヤマザクラ、ソメイヨシノなどで、小枝の分岐部などに1〜2卵ずつ産卵される。
分 布 県内:四国中央市、新居浜市、西条市、東温市、久万高原町、内子町、大洲市、西予市。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸など。
生息状況
選定理由
標高300〜1300m程度の落葉広葉樹林を中心に生息地が知られている。近年は生息地での個体数の減少が認められる。落葉広葉樹林の伐採と針葉樹の植林による環境悪化が進んでいると考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:有田忠弘 執筆者: 窪田聖一
分類別一覧ページへ