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ウラクロシジミ

Iratsume orsedice orsedice (Butler) 【 シジミチョウ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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ウラクロシジミ 画像
種の特徴 前翅長16〜19㎜。翅表は、♂が光沢のある銀白色、♀は基半部が光沢のない青白色で、幅広く黒色で縁取られる。年1化。成虫は6月下旬〜7月下旬にかけて見られる。日中は葉上に静止していることが多く、♂は夕暮れ時に樹間や渓流沿いなどを一定の方向に飛翔する性質がある。越冬態は卵。食樹はマンサク科のマンサクで、主に休眠芽基部に1卵ずつ産卵される。
分 布 県内:四国中央市、新居浜市、西条市、東温市、久万高原町、内子町、西予市。 県外:北海道、本州、四国、九州;中国大陸、台湾島。
生息状況
選定理由
食樹の生育する標高700〜1600m程度の渓谷を中心に生息地が知られている。近年は生息地での個体数の減少が認められる。落葉広葉樹林の伐採と針葉樹の植林による生息地の環境悪化が進んでいると考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:有田忠弘 執筆者: 窪田聖一
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