ウラキンシジミ
Ussuriana stygiana (Butler) 【 シジミチョウ科  】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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| 種の特徴 | 前翅長14〜20㎜。翅表は暗黒褐色、翅裏は橙黄色〜黄褐色で、亜外縁に橙色斑列がある。年1化。成虫は6月上旬〜8月上旬にかけて見られ、低山地での最盛期は6月中旬〜下旬。♂は夕暮れ時に樹上を活発に飛翔する。越冬態は卵。食樹はモクセイ科のマルバアオダモ、コバノトネリコ、シオジなどで、地上50㎝程度までの地際部に数卵〜十数卵程度の卵塊で産むことが多い。 | 
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| 分 布 | 県内:四国中央市、新居浜市、西条市、東温市、久万高原町、内子町、西予市。 県外:北海道、本州、四国、九州。 | 
| 生息状況 選定理由  | 
落葉広葉樹が主体の渓流沿いなどを主な生息地にしており、四国山地を中心とする地域に分布しているが、近年は生息地での個体数が減少している。落葉広葉樹林の伐採と針葉樹の植林による生息地の環境悪化が進んでいると考えられる。 | 
| 特記事項 | 日本固有種。 | 
| 地方名 | --- | 
撮影者:有田忠弘 執筆者: 窪田聖一 
