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オオマグソコガネ

Aphodius (Colobopterus) quadratus Reiche 【 コガネムシ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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オオマグソコガネ 画像
種の特徴 体長8.2〜12.5㎜。光沢のある黒色で上翅は黒褐〜黄褐色。上翅は間室に点刻を散布し、間室側縁部は縁どられ、第1間室基部付近で隆起する。♂は頭部会合線上に中央が大きい3つのこぶを持ち、前脛節端棘は幅広く先端は裁断状。放牧地などのオープンランドから見つかることが多く、林内からもしばしば得られ、新鮮なウシ、シカ、ウマ、サル、ヒツジ、タヌキ、ヒトなどの糞にも集まる。平地から標高2500m付近まで生息し、5〜6月にかけて個体数を増す。
分 布 県内:内子町(旧小田町)、久万高原町(旧面河村)など。 県外:北海道、本州、四国、九州。
生息状況
選定理由
全国的には決して珍しい種ではないが、県内では四国カルスト(天狗高原)、旧面河村の記録があるだけの種である。放牧地などの環境が少ないことから生息地が局限されている可能性は高い。四国カルストの環境の変化に留意が必要と思われる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:宇都宮靖博 執筆者: 宇都宮靖博
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