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キイロサシガメ

Sirthenea flavipes (Stål) 【 サシガメ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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キイロサシガメ 画像
種の特徴 体長18〜20㎜。体は褐色を帯びた黄色で、前胸背板の後半、小楯板、前翅の大部分は黒色。地表性で水田や休耕田など湿った場所にすみ、明りによく集まる。
分 布 県内:西条市、松山市、内子町、愛南町。 県外:本州、四国、九州、対馬、琉球(トカラ列島、奄美大島、沖縄本島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島);台湾島、朝鮮半島、中国大陸、東洋区。
生息状況
選定理由
以前は水田周辺などで見られることも多かったが、近年の採集事例は減っている。アメリカ大陸に生息する近縁種Sirthenea carinataはオケラやコオロギ類を好んで食べることが知られていることから、ほ場整備などによる水田周辺の環境改変がオケラを中心としたエサとなる昆虫類の減少を招き、その影響を受けている可能性は高い。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:矢野真志 執筆者: 矢野真志
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