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ヒメアカネ

Sympetrum parvulum (Bartenev) 【 トンボ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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ヒメアカネ 画像
種の特徴 腹長♂20.90〜23.00㎜、♀21.00〜25.65㎜、後翅長♂24.40〜27.30㎜、♀23.90〜28.30㎜。♂は成熟すると顔面が白くなる。また腹部が朱色となり側面の黒い斑紋が目立つ。胸部は黄色から淡褐色。尾部上付属器は側面から見て反り返らない。♀は腹部背面が赤くなる個体が多い。産卵弁は腹端より長く突出する。5月上旬から12月上旬に出現し、平地から山地の、周囲に樹林のあるタデなど草丈の低い植物が繁茂した、水深の浅い湿地や休耕田に生息している。
分 布 県内:新居浜市、西条市、上島町、佐島、赤穂根島、今治市、大三島、伯方島、鵜島、松山市、東温市、久万高原町、松前町、伊予市、内子町、大洲市、西予市、宇和島市、松野町、愛南町。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸、ロシア。
生息状況
選定理由
湿地や休耕田などの、遷移が進みやすい不安定な環境に生息している。今のところ各所に生息地が残されてはいるが、開発により産地は失われやすい。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:高橋士朗 執筆者: 久松定智、武智礼央
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