1. HOME
  2. 昆虫類
  3. エゾトンボ

エゾトンボ

Somatochlora viridiaenea (Uhler) 【 エゾトンボ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
---
エゾトンボ 画像
種の特徴 腹長♂41.40〜44.00㎜、♀45.80〜49.50㎜、後翅長♂40.40〜41.50㎜、♀41.20〜42.20 ㎜。体色は♂♀とも胸部は金属緑色。♀は成熟しても胸部に黄色の条紋が残るが、♂では消失する。♂は同属他種に似るが♂の尾部上付属器は側面からみると膨らみがないことや、♀では産卵弁が長く三角形状であること、胸部に黄色の条があることなどで区別できる。5月下旬から10月下旬に出現し、平地や低山地の、樹林に囲まれた池沼の浅瀬や湿地などに生息する。♂は日当たりのよい場所を好んで縄張り飛翔するため、南向きの丘陵地で見つかることが多い。環境の差異にうるさいようで、ヒメアカネやシオヤトンボなどが見つかっても本種は確認できないということが多々ある。
分 布 県内:西条市、今治市、松山市、東温市、内子町、大洲市、愛南町。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸、ロシア。
生息状況
選定理由
県内からは記録が少ないが、乾燥化や植生遷移、ほ場整備などにより減少したと考えられる。西条市に多産地がある
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:杉村光俊 執筆者: 久松定智、武智礼央
分類別一覧ページへ