1. HOME
  2. 昆虫類
  3. ヒラヤマコブハナカミキリ

ヒラヤマコブハナカミキリ

Enoploderes bicolor Ohbayashi 【 カミキリムシ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
---
ヒラヤマコブハナカミキリ画像
種の特徴 体長9〜13㎜前後。体の多くは黒色だが、上翅は朱赤色。上翅には明瞭な深い点刻列がある。成虫は4〜6月に出現する。幼虫はアカメガシワやカエデ類の樹洞の内側の腐朽部を食し、成虫も多くは樹洞内で生活して繁殖を行う。
分 布 県内:松山市、久万高原町、石鎚山系、内子町(旧小田町)。 県外:本州、四国、九州。
生息状況
選定理由
本種は、県下の中標高の山地に分布するが、採集例は多くない。特殊な環境に依存しており、個体数も多くないため、環境悪化などによる発生地の分断や個体群の消滅が懸念される。
特記事項 ハナカミキリの中では原始的なグループと考えられ、この仲間は、本種のほか、北米に1種、地中海沿岸地方に1種しか知られていない。
地方名 ---
撮影者:田辺秀男執筆者: 山迫淳介
分類別一覧ページへ