1. HOME
  2. 昆虫類
  3. アカエゾゼミ

アカエゾゼミ

Tibicen flammatus (Distant)【 セミ科: 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
---
アカエゾゼミ画像
種の特徴 体長58〜65㎜(翅端まで)、エゾゼミによく似ているが全体に赤みが強く、中胸背側縁は白粉に覆われないことや、♂の腹弁は短く末端が第3腹板に達しないことなどで区別できる。エゾゼミに似るが振動を帯びない「ウィ—…」という低く大きな連続音で鳴く。
分 布 県内:高縄山系、皿ヶ嶺連峰、小田深山、四国カルストなど。 県外:北海道、本州、四国、九州。
生息状況
選定理由
本種はおもに標高1000m前後の渓谷沿いや北斜面の湿潤な落葉広葉樹林に生息し、エゾゼミとは異なってスギ、ヒノキ植林には生息しないため、産地は局地的となっている。一部で生息密度がかなり高い産地もあるが、今後もこの標高帯における自然林の減少があれば直接的に本種の減少につながることが懸念される。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:今川義康 執筆者: 今川義康、菊原勇作
分類別一覧ページへ