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ミヤマサナエ

Anisogomphus maacki (Selys)【 サナエトンボ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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ミヤマサナエ画像
種の特徴 腹長♂35.80〜40.00㎜、♀40.80〜43.00㎜、後翅長♂28.40〜32.10㎜、♀32.90〜33.90㎜。体色は♂♀ともに黄色地に黒の条斑がある。胸部側面の黒条は2本。♂♀ともに腹部第7〜9節が広がり、特に♂において著しい。また♂は腹部第7節側面に丸く大きな黄色斑がある。5月下旬から10月下旬に出現し、平地から山地の河川中〜下流域に生息する。夏の間、高所に移動し、その後河川で産卵するが、一部は山頂付近で配偶行動をすることが知られている。
分 布 県内:今治市、松山市、東温市、久万高原町、内子町、大洲市、西予市、宇和島市、鬼北町。 県外:本州、四国、九州;朝鮮半島、台湾島、中国大陸、ロシア、ネパール。
生息状況
選定理由
成虫は長距離移動をするため、観察事例は少ない。幼虫は河川中流域で採集されることがあるが、数は多くない。堰や護岸の設置やヘドロを含む水質汚濁などにより減少したと考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:上石富一 執筆者: 久松定智、武智礼央
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