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スジボソヤマキチョウ

Gonepteryx aspasia niphonica Bollow 【 シロチョウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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スジボソヤマキチョウ 画像
種の特徴 前翅長28〜40㎜。県内に分布するシロチョウ科では最も大型の種。翅表は、♂が黄色、♀が白色。年1化。成虫は7〜10月にかけて見られ、比較的標高の低い生息地では盛夏に夏眠する。成虫態で越冬し、春には低地で見られる場合がある。食樹はクロウメモドキ科のコバノクロウメモドキ。
分 布 県内:四国中央市、新居浜市、西条市、松山市、東温市、久万高原町、内子町、西予市。 県外:本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸。
生息状況
選定理由
生息地は食樹の生える落葉広葉樹林であり、元々局地的な分布を示していたが、近年は確認される個体数が減少している。落葉広葉樹林の伐採や林道建設、林道の舗装化などにより、生息環境が悪化していると考えられる。かつての多産地であった四国カルストにおいても、林道が舗装されて以降、確認される個体数が激減している。
特記事項 九州では近年の記録がなく、絶滅が危惧される。
地方名 ---
撮影者:豊島治朗 執筆者: 窪田聖一
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