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ミヤマチャバネセセリ

Pelopidas jansonis (Butler) 【 セセリチョウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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ミヤマチャバネセセリ 画像
種の特徴 前翅長16〜22㎜。近似種とは後翅裏面中室に顕著な白斑が存在することで区別できる。通常年2回の発生で、成虫は4月下旬〜6月中旬と7月中旬〜8月下旬にかけて見られる。草地を活発に飛翔し、ノアザミ、ヤマユリなどの花で吸蜜する。路上の湿地や動物の死体にも集まる。越冬態は蛹。食草はイネ科のススキ、チガヤなど。
分 布 県内:西条市、東温市、松山市、砥部町、西予市、宇和島市など。 県外:本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸。
生息状況
選定理由
渓流沿いのススキなどの背の高いイネ科草本が生えた小規模の草地や林縁の明るい草地などで見られることが多い。県内における生息地の標高は100〜1200mと幅広く、分布の中心は300〜800m程度。元々個体数の少ない種であったが、近年は生息が確認される地域が限られるようになっている。特に都市部周辺の低地からは姿を消しつつある。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:矢野和之 執筆者: 窪田聖一
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