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ヨコミゾドロムシ

Leptelmis gracilis Sharp 【 ヒメドロムシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
ヨコミゾドロムシ 画像
種の特徴 体長2.5㎜内外。前胸の側縁は前方約1/3で強く引き締められる。脚は非常に長く、爪は強靭。平野部の河川や水生植物の多く生育するため池などに生息する。河川では特に水中に沈む流木やヨシの根などにしがみついている個体を多く見つける。
分 布 県内:松山市、大洲市、宇和島市、鬼北町。 県外:本州(東京以西)、四国、九州。
生息状況
選定理由
松山市、宇和島市以外では全て各1個体のみの確認で生息状況は不明である。宇和島市の産地は水田横の狭い水路で、数回にわたり生息が確認されていたが、現在は改修されている。松山市では重信川の本流と堤外にある池から複数個体が採集されている(岩田、吉富、2011)。河川の中流〜下流域に主に生息するため、人的干渉を受けやすい種であると考えられ、全国的にも絶滅のおそれがあるとされている。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:吉富博之 執筆者: 吉富博之
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