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マダラコガシラミズムシ

Haliplus sharpi Wehncke 【 コガシラミズムシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
マダラコガシラミズムシ 画像
種の特徴 体長3.3〜3.8㎜。止水性で主に水田や明渠に生息し、稀にため池でも確認される。本種を含むコガシラミズムシ科は植食性と考えられており、本種の幼虫はシャジクモ類から確認されている。走光性を持ち、愛媛県では7月頃に生息地周辺の建物の外灯に多数が飛来する。
分 布 県内:松山市、西予市、鬼北町、宇和島市、愛南町。 県外:本州、四国、九州;中国大陸。
生息状況
選定理由
1959年に松山市樽味で確認されて以降記録が途絶えていたが、2005年に県内から再発見され、南予地方を中心に広く生息していることが確認された。生息地での個体数は多いが、本種が生息する水田は限定的である。明渠や水田という人的影響を受けやすい環境に生息するため、生息環境は容易に変動する。また、本種の幼虫は絶滅危惧種のシャジクモ類から確認されており、繁殖環境も悪化しているものと考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:渡部晃平 執筆者: 渡部晃平
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