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コオナガミズスマシ

Orectochilus punctipennis Sharp 【 ミズスマシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
コオナガミズスマシ 画像
種の特徴 体長5.5〜6.2㎜。清流に生息する流水性のミズスマシ。河川上〜中流域の緩流域に生息し、淵の淀みや河岸部にツルヨシなどが繁茂する場所で見られ、非常に敏捷に泳ぐ。同じ河川においては近似種のオナガミズスマシがより上流側に、本種はそれより下流側に生息する傾向がある。
分 布 県内:四国中央市、松山市、大洲市、鬼北町。 県外:本州、四国、九州。
生息状況
選定理由
県下全域に広く分布するが、生息が確認されている場所はきわめて少ない。生息地では数個体以上がまとまって見られることが多いが、生息環境である植生の保たれた河岸部は護岸工事などの影響で減少してしまった。また、河川中流域は農薬や生活排水などの影響を受けやすいことも減少要因として考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:酒井雅博 執筆者: 渡部晃平
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