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ヒトツメアオゴミムシ

Callistoides deliciolus (Bates) 【 オサムシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
ヒトツメアオゴミムシ 画像
種の特徴 体長は10〜12㎜。橙色の前胸背板と上翅端近くの橙色円紋がよく目立つ小型のアオゴミムシ。平地から低山地の林縁の落葉下、河畔林、山地のため池の水位変動域などに生息し、湿度の高い環境を好む。発生盛期には林道を歩行している姿が見られる。成虫は灯火に飛来する。
分 布 県内:四国中央市、松山市、愛南町。 県外:本州、四国、九州。
生息状況
選定理由
1950年代までは珍しい種ではなかったようであるが、最近ではほとんどその姿を見ることはできなくなった。現在では松山市に毎年継続して発生が認められている地域があるだけで、それ以外では限定的、散発的な確認情報があるだけである。植林、管理放棄による林縁の遷移、乾燥化、ため池改修、河畔林の消滅などが減少要因として指摘される。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:武智礼央 執筆者: 酒井雅博、武智礼央
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