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マイコアカネ

Sympetrum kunckeli (Selys) 【 トンボ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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マイコアカネ 画像
種の特徴 腹長♂21.10〜23.00㎜、♀21.30〜22.80㎜、後翅長♂24.00〜26.30㎜、♀23.70〜24.70㎜。♂♀ともに翅端は透明。胸部側面には小黒斑が多い。♂は成熟すると顔面が青白くなり、通常は眉斑を持たないが小さな眉斑をもつ個体もいる。腹部は赤く、尾部上付属器は側面からみて上方に反り返る。♀は顔面に、小さな眉斑のある個体が多い。腹部背面は黄褐色の個体が多いが、赤くなる個体もいる。6月下旬から11月下旬に出現し、平地から丘陵地の抽水植物が繁茂する池沼や湿地に生息。
分 布 県内:四国中央市、西条市、上島町、佐島、今治市、伯方島、大三島、松山市、中島、興居島、東温市、松前町、伊予市、内子町、大洲市、西予市、宇和島市、松野町、愛南町。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸、ロシア。
生息状況
選定理由
かつての生息地の多くは改修工事等により消滅した。現在確実な産地は数地点しか見つかっていない。
特記事項 和名の「マイコ」は成熟♂の顔面の青白さを舞妓に見立てたことによる。
地方名 ---
撮影者:高橋士朗 執筆者: 久松定智、武智礼央
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