1. HOME
  2. 昆虫類
  3. オオキトンボ

オオキトンボ

Sympetrum uniforme Selys【 トンボ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
オオキトンボ画像
種の特徴 腹長♂31.20〜33.50㎜、♀31.90〜35.60㎜、後翅長♂34.80〜36.90㎜、♀34.90〜38.30㎜。ノシメトンボとともに大型のアカトンボ。♂♀とも体には明瞭な斑紋がなく、脚も含めて一様に緑味のある橙黄色。前、後翅は全体が一様に薄い橙色。6月中旬から12月上旬に出現し、平地から丘陵地の水面の開けたため池に生息する。特に、秋に池干しをする灌漑用のため池を好む。
分 布 県内:四国中央市、西条市、今治市、松山市、東温市、砥部町、松前町、伊予市、内子町。 県外:本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸、ロシア。
生息状況
選定理由
県内では、北部から東部にかけての、瀬戸内海側にのみ分布する。本種は主に水際の砂泥に産卵するが、コンクリート護岸で土手が固められてしまうと産卵が難しくなる。また、本種は秋に水を抜くため池に生息するが、農業形態の変化にともない、池干しをする池が減ったことも減少要因の一つ。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:高橋士朗 執筆者: 久松定智、武智礼央
分類別一覧ページへ