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マメクワガタ

Figulus punctatus Waterhouse 【 クワガタムシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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マメクワガタ画像
種の特徴 体長8〜12㎜。黒色で光沢がある。大あごは短くて♀♂差がほとんどない。太平洋岸部や島しょ部に局地的に生息する亜熱帯性のクワガタムシで、黒潮によって分布を広げるといわれている。シイ、カシ、サクラなどの朽木中に成虫も幼虫も同時に見られることが多い。
分 布 県内:西海町鹿島、中島町二神島。 県外:本州(山口県、紀伊半島)、四国(南岸地方)、九州、伊豆諸島、対馬、沖縄;台湾島。
生息状況
選定理由
四国では足摺岬など太平洋沿岸部における分布が知られていたが、瀬戸内側の本県上記二島でも生息が確認された。両島とも生息域は狭く、開発などで容易にいなくなる可能性が高い。鹿島では2月の中旬に海岸に近い場所のかなり腐朽した朽木から幼虫と成虫が採集され、幼虫を飼育した結果9月に成虫になった。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:田辺秀男執筆者: 久松定成、菅 晃
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