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ヒサマツナガゴミムシ

Pterostichus (Pterostichus) hisamatsui Ishida et Shibata 【 オサムシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
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ヒサマツナガゴミムシ画像
種の特徴 体長15.5〜19㎜。サトウナガゴミムシとは、大形で、眼が発達して側頭部より大きく、♂の腹端節の後縁に突起物を欠くことで容易に区別できる。剣山から記録されたことがあるが、酷似した別種であることが判明した。因みに、本種のように後翅の退化した甲虫類にあっては、石鎚山と剣山の間に、それぞれ置換的類似種が存在するケースが多い。
分 布 県内:石鎚山系、松山市米野町。 県外:四国(高知県)。
生息状況
選定理由
以前は、面河山の尾根道で、朽木や石を起こす度にこの虫が見つかり、生息密度は非常に高かった。今もやや個体数は減ったものの、石鎚山系に分布する10種程のPterostichus属の中で、一番普通に見られる。しかし分布域が狭いので、生息環境の保全が求められる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:酒井雅博執筆者: 久松定成、酒井雅博
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