1. HOME
  2. 昆虫類
  3. サトウナガゴミムシ

サトウナガゴミムシ

Pterostichus (Paralianoe) Satôi Ishida 【 オサムシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
---
サトウナガゴミムシ画像
種の特徴 体長12.5〜14.5㎜。黒色で光沢が強く、触角や脚は赤褐色。前胸は幅広で後方へ強く狭まり、後角寄りは両側ほぼ平行。前胸背板両側の凹みは細溝状で深い。シワムネオオナガゴミムシと同じParalianoe亜属に属し、♂の腹端節後縁の構造は似ている。
分 布 県内:石鎚山系、四国カルスト、久万高原町岩屋寺、松山市米野町。 県外:四国(高知県)。
生息状況
選定理由
湿潤な場所を好んで生活し、山地の沢やその周辺環境を生活圏にしており、石下などから見出すことができる。ナガゴミムシの仲間としては比較的個体数も多く、分布域も広いためすぐに絶滅してしまう恐れはないと思われるが、生息環境を保全していくことが重要である。
特記事項 剣山にいるチュウジョウナガゴミムシと近縁。
地方名 ---
撮影者:酒井雅博執筆者: 岡野良祐、久松定成
分類別一覧ページへ