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ウラギンスジヒョウモン

Argyronome laodice japonica (Menetries) 【 タテハチョウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
ウラギンスジヒョウモン画像
種の特徴 前翅長28〜37㎜。オオウラギンスジヒョウモンに似るが、本種は後翅表面中央にある黒条がつながらず斑紋に別れる。年1化。成虫は6月上中旬から出現し、盛夏には夏眠し、秋に再び活動する。アザミ類、オカトラノオなどの花で吸蜜する。越冬態は卵または1齢幼虫。食草はスミレ科のタチツボスミレなど。
分 布 県内:四国中央市、東温市、松山市、砥部町、伊予市、久万高原町、内子町、大洲市、八幡浜市、伊方町、宇和島市。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸など。
生息状況
選定理由
丘陵地から山地帯にかけて生息していたが、1970年代頃より減少し、現在見られるのは限られた地域になっている。県内で見られるヒョウモンチョウ類では、個体数の減少が最も著しい種である。雑木林やクリ園など、食草のスミレ類の生育する環境の手入れが行われなくなり、食草が減少したことが大きな原因と考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:窪田聖一 執筆者: 窪田聖一
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