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カラスシジミ

Fixsenia w-album fentoni (Butler) 【 シジミチョウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
環境省カテゴリー
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カラスシジミ画像
種の特徴 前翅長15〜19㎜。ベニモンカラスシジミやミヤマカラスシジミに似るが、本種は後翅裏面の白色条が上部で内側に寄り、下方でW字型になる。年1化。成虫は5月下旬〜7月に出現し、ヤマハゼ、クリなどの花で吸蜜する。♂は午後4〜6時頃にかけて活発に飛翔する。越冬態は卵。食樹はニレ科のハルニレで、小枝の分岐部、下面などに産卵される。
分 布 県内:四国中央市。 県外:北海道、本州、四国、九州;ヨーロッパからサハリンにかけてのユーラシア大陸北部。
生息状況
選定理由
銅山川に沿った食樹の生育地に局地的に分布している。県内ではハルニレの生育地自体が少ないため、本種の産地も局限されている。最近は、確認される個体数の減少傾向が認められる。幼生期の過度の採集も個体数減少に影響していると思われる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:豊島治朗 執筆者: 窪田聖一
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