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ギンイチモンジセセリ

Leptalina unicolor (Bremer et Grey) 【 セセリチョウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
ギンイチモンジセセリ 画像
種の特徴 前翅長13〜21㎜。翅表は黒褐色で斑紋はなく、後翅裏面の銀白条が目立つ。年1化。成虫は5月下旬〜6月下旬に見られる。ススキなどイネ科草本の生えている山地草原に生息し、ススキなどの間を縫うようにひらひらと短時間飛んでは止まる。越冬態は主に6齢幼虫で、食草を筒状に巻いた巣の中に入って冬を越す。食草はイネ科のススキ、チガヤなど。
分 布 県内:四国中央市、今治市、久万高原町。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸。
生息状況
選定理由
四国中央市、今治市、久万高原町の数カ所で採集されているのみ。四国中央市の生息地は、発見当初はかなりの個体数が生息していたが、年々減少し、1998年以降は生息が確認されていない。ススキを主体とした草原が広がっており、環境的には大きな変化はないと思われるが、本種の減少した原因は不明である。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:藤井康隆 執筆者: 窪田聖一
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