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シータテハ

Polygonia c-album hamigera (Butler) 【 タテハチョウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
環境省カテゴリー
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シータテハ画像
種の特徴 前翅長24〜30㎜。キタテハに似るが、本種は後翅外縁の突出部が大きく、先が丸い。年2化。成虫は6〜7月、8〜10月に出現し、ウツギなどの花、樹液、腐果などに飛来する。越冬態は成虫。食樹はニレ科のアキニレ、ハルニレなど。
分 布 県内:四国中央市、新居浜市、西条市、今治市、東温市、松山市、砥部町、久万高原町、内子町、西予市。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸など。
生息状況
選定理由
平野部から山地帯にかけて広く分布していたが、1970年代頃より減少し、1990年代の西条市、内子町などの記録を最後に途絶えている。愛媛県ではアキニレ、ハルニレが食樹として知られているが、これらの樹種が近年減少したとは考えにくく、はっきりした要因は不明である。雑木林などの手入れが行われなくなり、生息環境が悪化したことも要因の一つとして考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:宇都宮靖博 執筆者: 窪田聖一
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