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オオクワガタ

Dorcus hopei binodulosus (Waterhouse) 【 クワガタムシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
オオクワガタ画像
種の特徴 野外で見られる♂の体長は、通常30〜60㎜程度。黒色幅広の甲虫で、♂の大あごは発達し、その内歯は大型個体では前方、より小さい個体では内方を向く。クヌギ林に生息し、幼虫は古いクヌギ等の朽木などを食べる。成虫越冬で数年生きる。
分 布 県内:松山市、砥部町、伊予市。 県外:琉球列島を除く日本各地;朝鮮半島。
生息状況
選定理由
きわめて少ない。以前は松山近辺でも結構採集されたが、都市化やクヌギ林の減少に伴い絶滅状態に陥った。最近でも松山市で、灯下に飛来した個体や、クヌギの樹液に来た個体が採集されているが、本種を人工繁殖させる人が多く、その逸出個体と自然繁殖個体との区別が困難な場合が多い。とくに60㎜を超える個体が採集された場合は、飼育していた個体が逃げ出したものと考えてよいと思われる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:田辺秀男執筆者: 久松定成、菅 晃
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