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チャイロカタホソハネカクシ

Philydrodes rufescens Y. Watanabe【 ハネカクシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
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チャイロカタホソハネカクシ画像
種の特徴 体長5.5〜6.7㎜。黒褐色で触角、小顎ひげ、付節などは赤褐色。上翅も赤みを帯びる。♂の頭部は三角形状で非常に大きく、触角も長くて、上翅端を超える。春に出現し、出現期は短い。山間渓流内の岩上を敏捷に徘徊しているのが観察される。食性は不明であるが、水際の小昆虫を捕食していると思われる。
分 布 県内:松山市。 県外:−
生息状況
選定理由
松山市米野町にある愛媛大学農学部演習林内の渓流が唯一の既知の生息地である。最近の記録はなく、今回の調査でも発見されていない。生息地は極端にかく乱されていないが、生息地の下流が工事でかなり改変されており、その影響が出ているのかもしれない。同様の渓流環境は県内にも多くあるが、未だ新しい生息地は発見されておらず、また本属の種は地理的種分化を起こしやすいので、分布範囲はかなり限定されている可能性がある。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:酒井雅博執筆者: 酒井雅博
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