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クロカタビロオサムシ

Calosoma maximowiczi (Morawitz)【 オサムシ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
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クロカタビロオサムシ画像
種の特徴 体長22〜31㎜。黒色で、通常体側部は青緑色光沢を帯びる。オサムシ科では特異な幅広い体形と、飛翔可能な後翅をもつ。地上を徘徊しているときに発見されることが多いが、本来は大木の樹上で生活をし、おもにマイマイガなど蛾の幼虫を捕食している。
分 布 県内:松山市、東温市、砥部町、伊予市。 県外:本州、四国、九州;中国大陸、台湾島、朝鮮半島。
生息状況
選定理由
伊予市や砥部町、東温市などで局地的に生息しているが個体数は少ない。大木のある里山環境に棲む昆虫で、松山市でもかつては松山城山や石手川堤防林などでも見られたが、最近の記録はほとんどない。大木の残る里山林、寺社林の伐採、分断、縮小、消失によって絶滅危惧状態にあると考えられる。過去の記録は中予地方しか残っていないが、今後、東予・南予地方から発見される可能性はある。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:酒井雅博執筆者: 酒井雅博、岡野良祐
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