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アオヤンマ

Aeschnophlebia longistigma Selys【 ヤンマ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
アオヤンマ画像
種の特徴 腹長♂48.30〜48.90㎜、後翅長♂45.40〜45.60㎜。体色は♂♀とも鮮やかな緑色をしている。♂♀ともに腹部にくびれがない。5月上旬から8月下旬に出現し、平地から丘陵地のヨシやガマなどが密生し、山からの水が流れこむ池沼の浅瀬に生息している。♂は抽水植物の間を縫うように飛んで縄張りをつくる。
分 布 県内:四国中央市、西条市、今治市、伯方島、松山市、東温市、愛南町。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸、ロシア。
生息状況
選定理由
松山市内では、生息地の埋め立てや周辺部の宅地開発による汚染水の流入などにより絶滅。同属のネアカヨシヤンマに比べても、生息環境の選択性や水質の悪化に敏感なようである。県全域で見ても、確実な生息地は、2000年に入ってから新たに発見された1ヶ所のみ。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:高橋士朗 執筆者: 久松定智、武智礼央
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