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コバネアオイトトンボ

Lestes japonicus Selys【 アオイトトンボ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
コバネアオイトトンボ画像
種の特徴 腹長♂32.40㎜、♀31.60㎜、後翅長♂20.60㎜、♀22.50㎜。胸の金属緑色部は胸部第2側縫線に達しない。♂は成熟しても胸部と腹部は白くならない。同属他種とは、♂♀ともに後頭部が黄白色であることや、胸部側面は♂が淡青色、♀が淡緑色なこと、成熟すると♂の複眼は鮮やかな青色になることなどから区別できる。6月上旬から11月中旬に出現し、平地や丘陵地のクログワイ、カンガレイ、ガマなどの抽水植物の繁茂する池沼や湿地に生息する。
分 布 県内:松山市、宇和島市。 県外:北海道、本州、四国、九州;朝鮮半島、ロシア。
生息状況
選定理由
県内では過去に4件の記録しかない。松山市の既知産地では絶滅した。アオイトトンボ属の他の種に比べて堅い植物に産卵できないために生息地が限定されると考えられている。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:杉村光俊 執筆者: 久松定智、武智礼央
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