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モートンイトトンボ

Mortonagrion selenion (Ris)【 イトトンボ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
モートンイトトンボ画像
種の特徴 腹長♂23.50㎜、♀20.40㎜、後翅長♂15.50㎜、♀14.10㎜。♂は淡黄緑色の地に黒条があり腹端部が鮮やかな橙黄色をしている。♀は、羽化直後は全身が橙色で、成熟すると緑色に変化する。コフキヒメイトトンボに似るが♂の眼後紋が弧状をしていること、♀は翅前縁に黒条がないことで区別される。5月上旬から9月下旬に出現し、平地から丘陵地の湿地や水田に生息する。
分 布 県内:今治市、伯方島、久万高原町。 県外:本州、四国、九州;朝鮮半島、中国大陸、ロシア。
生息状況
選定理由
確実な生息地であった湿地は埋め立てられた。県内では過去に数件の記録しかなく、1984年以降、再発見されていない。
特記事項 本種♂はコフキヒメイトトンボの未熟♂によく似ているので注意が必要。
地方名 ---
撮影者:高橋士朗 執筆者: 久松定智、武智礼央
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