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ハマスズ

Dianemobius csikii (Bolivar)【 ヒバリモドキ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅(EX)
環境省カテゴリー
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ハマスズ画像
種の特徴 体長♂6.7㎜、♀7.4㎜の小形のコオロギ類。体色は淡褐色で、脚に黒褐色の斑がある。生息する砂浜の砂の色に似る。植生のある海岸の砂浜に生息し、まれに河川の砂地でも見つかる。1年に1化もしくは2化する。「ビィービィービィー…」と鳴く。
分 布 県内:松山市(堀江町、吉田浜)。 県外:北海道南部、本州、四国、九州、奄美大島;中国大陸北部。
生息状況
選定理由
1950年代に採集された記録以降、県内ではまったく確認されておらず、すでに絶滅したものと判断した。海岸線の開発により、海浜植物の生えた広大な砂浜が消失し、生息しうる環境が激減した。さらに砂浜の背後の堤防が荒天時の後背地への退避を遮るため、飛翔能力の乏しい本種が波にさらわれてしまうことが減少の要因として大きいと考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:酒井雅博執筆者: 小川次郎
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