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ルーミスシジミ

Arhopala ganesa loomisi (H.Pryer) 【 シジミチョウ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅(EX)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
ルーミスシジミ画像
種の特徴 前翅長13〜17㎜。ムラサキシジミに似るが、小型で裏面の地色が灰白色、表面の青色部が淡青色であることで区別できる。年1化。成虫は4〜10月に姿を見せ、常緑樹林の開けた場所や林縁に生息し、夕方に樹上を活発に飛ぶ。越冬態は成虫。食樹はブナ科のイチイガシ、アカガシ、ウラジロガシなど。
分 布 県内:鬼北町、松野町。 県外:本州、四国、九州;ヒマラヤ、中国大陸、台湾島。
生息状況
選定理由
鬼北町成川渓谷ではキャンプ場のやや上流あたりで採集されており、1958〜1967年にかけて採集記録が見られた。また、松野町でも1頭の採集記録がある。その後はまったく採集されておらず、県内では絶滅したと考えられる。成川渓谷では、林道が開通して生息地の環境条件が悪化したことと、食樹のイチイガシの伐採が大きなダメージを与えたと考えられる。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:藤井康隆 執筆者: 窪田聖一
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