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ユゴイ

Kuhlia marginata (Cuvier, 1829) 【 スズキ目 ユゴイ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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ユゴイ画像
種の特徴 全長約25㎝。ただし、県内で見られるものはほとんどが全長10㎝未満。体形はスズキに似るがより側扁し、体高が高い。体色は銀白色で体側に不規則な暗褐色斑がある。尾鰭後縁は黒褐色で第2背鰭頂部、臀鰭先端部、尾鰭両葉の先端付近が朱色に染まる。おもに河川中・下流域に生息し、中層や表層付近を遊泳しながら流下してくる昆虫を食べる。
分 布 県内:宇和海側の諸河川。 県外:南日本;台湾島、フイリピン、インドネシア、ポリネシア。
生息状況
選定理由
県内では宇和海斜面で散発的に見られる。黒潮流によって毎年稚魚が供給され、県内では再生産が行われていない可能性もあるが、詳細は不明。しかしながら、こうした死滅回遊魚が一時的であれ生息できる河川環境の維持は、定住種も含めた河川生態系の保全にとって重要な意義がある。個体数の変動や増減の傾向については情報不足である。
特記事項 高知県、徳島県では同属のオオクチユゴイ幼魚も普通に確認されることから、本県でも確認される可能性が高い。
地方名 ---
撮影者:高橋弘明執筆者: 高橋弘明
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