ニホンマムシ
Gloydius blomhoffii (Boie, 1826)【 クサリヘビ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
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種の特徴 | 全長400〜650㎜。背面は赤褐色で、左右に楕円形の暗色斑がある。腹面は黒褐色。上顎に毒牙をもつ。低地から山地に生息する。胎生で、8〜10月に5〜6匹の子ヘビを産む。ネズミや爬虫類、両生類を捕食する。 |
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分 布 | 県内:県内一帯。 県外:北海道、本州、四国、九州、佐渡、隠岐、五島、大隅諸島など。 |
生息状況 選定理由 |
山間部においては、個体数の著しい減少は認められないが、低地においては、生息に適した環境の破壊や、餌となるネズミや両生類などの減少によって著しく個体数が減少している。また、毒蛇であるため駆除されたり、食用目的に捕獲される個体数も少なくない。山間部では毎年、高齢者等の咬傷被害を避けるため、発見次第駆除され続けている(人間による捕殺圧)。近年の調査では、旧12市町村で確認したが、生息密度などの情報はよくわかっていない。 |
特記事項 | 松山市準絶滅危惧(NT) |
地方名 | はめ、まむし |
撮影者:岡山健仁執筆者: 岡山健仁・田邊真吾