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カジカガエル

Buergeria buergeri (Temminck et Schlegel, 1838) 【 アオガエル科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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カジカガエル 画像
種の特徴 体長37〜69㎜で、メスの方が大きい。体色は、茶褐色〜灰白色で、腹面は黄色を帯びた白色。指端には吸盤が発達している。雄はのどに単一の鳴嚢を持つ。山地の河川や渓流に生息する。繁殖期は、春から初夏で、渓流中の石の下などに潜って卵塊を産み付ける。一腹卵数は200〜600個。雄はフィーヨ、フィーヨ・・・と鳴く。幼生は、川底の石に着いた藻類を食べ、夏に変態、上陸する
分 布 県内:山地の河川。 県外:本州、四国、九州、五島列島など。
生息状況
選定理由
久万高原町、内子町、鬼北町など自然公園を管轄する市町の山地の川の上中流に分布するが、今回の調査では重信川、石手川では鳴き声の確認は少数であった。生息地では道路上の轢死も少なくない。河川改修などにより全県的に減少傾向と思われる。近年の調査では旧13市町村で確認されている。
特記事項 松山市絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
地方名 かじか
撮影者:岡山健仁 執筆者: 岡山健仁
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