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ニホンヒキガエル

Bufo japonicus japonicus Temminck et Schlegel, 1838【 ヒキガエル科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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ニホンヒキガエル画像
種の特徴 体長80〜175㎜で雌の方が大きい。背面は褐色〜黄褐色で、大小の隆起が散在する。腹面は黄白色の地に黒褐色の斑紋がある。耳腺や背面の隆起からは毒液を分泌する。低山から亜高山帯に生息し、早春に止水域にひも状の卵塊を産卵する。一腹卵数は6000個以上。繁殖期の雄はクックックッ・・・と鳴く。幼生は黒くて小さい。様々な小動物を捕食する。
分 布 県内:県内一帯。 県外:本州西南部、四国、九州、壱岐、五島、大隅諸島など。
生息状況
選定理由
かつては松山市を中心に、県内各地に普通に見られたが、産卵に適した池や湿地の消失・改変、移動経路の遮断、轢殺等により、個体数が著しく減少している。近年の調査では、旧15 市町村で確認されている。
特記事項 松山市絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
地方名 どば、おんびき
撮影者:田邊真吾 執筆者: 岡山健仁・田邊真吾
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