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ニホンアカガエル

Rana japonica Boulenger, 1879 【 アカガエル科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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ニホンアカガエル画像
種の特徴 体長35〜70㎜で雌の方が大きい。後肢は長く、みずかきは発達する。背側線は鼓膜の後ろで曲がらない。背面は橙色から黒褐色。腹面は黄白色で、ふつう斑点は無い。幼生は灰褐色で、胴部背面には1対の黒褐色の点状斑紋をもつ。卵塊は押しつぶした球形。平地から丘陵地の林床や草地に生息する。早春に水の残った水田、湿地の水溜まりなど、浅い止水で繁殖し、雄はキョッキョッ・・・と鳴くが鳴嚢は無い。一腹卵数は500〜3000個。幼生は初夏に変態、上陸する。おもにクモや昆虫などを捕食する。
分 布 県内:県内一帯(大三島、伯方島を含む)。 県外:本州、四国、九州、淡路島、隠岐、天草、大隅諸島。
生息状況
選定理由
生息範囲が低地に限られる。繁殖に適した早春に水のある水田や湿地が、近年著しく減少している。高縄半島以外では生息地点が少なく、各地点における個体数も少ない。
特記事項 ---
地方名 あかがえる
撮影者:田邊真吾 執筆者: 田邊真吾
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