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ヤマカガシ

Rhabdophis tigrinus tigrinus (Boie, 1826) 【 ヘビ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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ヤマカガシ画像
種の特徴 全長600〜1500㎜。斑紋や色彩は変異に富むが、本県産では、背面は褐色またはオリーブ色の地に、不規則な黒紋が並び、その間に赤い模様が入り混じる個体が普通。腹面は明るい黄色。幼蛇では、首の回りに黄色斑紋が際立つ。稀に赤・黄色斑を欠く青色型(色彩変異)が発見される。低地から山地に生息し、水辺に多い。首の後ろにある頸腺と奥の牙には毒をもつ。4〜6月と10〜11月の年2回交尾する。6〜8月に最大40個の卵を産む。主に両生類を捕食する。
分 布 県内:県内一帯。 県外:本州、四国、九州、大隈諸島;朝鮮半島、沿海州、中国大陸、台湾島など。
生息状況
選定理由
山間部においては、個体数の著しい減少は認めにくいが、轢殺される個体が少なくない。低山〜低地においては、生息に適した環境の破壊や、餌となるニホンヒキガエルなどの減少によって個体数が減少していると思われる。近年の調査では、旧15市町村で確認したが、詳細な分布や生息密度などの情報は少ない。
特記事項 松山市準絶滅危惧(NT)
地方名 にしきへび、おつかいへび(幼蛇)
撮影者:田邊真吾 執筆者: 岡山健仁・田邊真吾
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