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アカウミガメ

Caretta caretta (Linnaeus, 1758) 【 ウミガメ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧1類(CR+EN)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1B類(EN)
アカウミガメ 画像
種の特徴 直甲長690〜1030㎜。体色は褐色で覆面は淡い。比較的頭部が大きく、下顎が発達している。5〜8月に小笠原諸島や屋久島以南の太平洋岸および南西諸島で産卵する。
分 布 県内:伯方島、重信川河口、宇和海沿岸、新川海岸。 県外:茨木県以南と琉球列島の海岸。太平洋・大西洋・インド洋の熱帯〜温帯域および地中海。
生息状況
選定理由
本県では1999年(伯方叶浦、重信川河口)、2004年(内海家串、津島成)以来、まったく情報がなかったが、2013年7月、伊予市・新川海岸で産卵が確認された。伯方の住民の話では、昔は目撃例も多かったが、最近は見かけることはないという。本県における産卵例は、徳島県や高知県に比べて極めて少ない。主要な産卵場所は太平洋側であるが、県下の産卵場も極めて重要な位置を占める。混獲、海岸の観光地化や護岸工事、砂浜の減少で世界的に減少傾向にある。
特記事項 ワシントン条約附属書Ⅰ類。種の保存法国際希少野生動物種。
地方名 うみがめ
撮影者:岡山健仁 執筆者: 岡山健仁・宇和孝・田邊真吾
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