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コウノトリ

Ciconia boyciana 【 コウノトリ科 】
愛媛県カテゴリー
情報不足(DD)
環境省カテゴリー
絶滅危惧1A類(CR)
コウノトリ 画像
種の特徴 全長110〜115㎝。雌雄同色。成鳥は体が白く、翼の先と後縁が黒い。赤いアイリングがあり、嘴は黒く、足は紅色。ドジョウやフナなどの魚類をはじめ、カエルやバッタなどの小動物も食べる。
分 布 県内:西条市、今治市、西予市、重信川に野生個体が渡来した記録がある。 県外:日本各地にまれな冬鳥として渡来し越冬。国外では中国大陸北東部や朝鮮半島で繁殖し、中国大陸南東部で越冬。兵庫県豊岡市で再野生化の取り組みが行われ個体数が増えたため、国内各地に飛来するようになっている。
生息状況
選定理由
おもに冬季に平野部の水田地帯に渡来し、河川や水路、溜め池で採餌する。人や車との距離が十分に保たれ、安心して採食できる溜め池や農耕地、ねぐらに適した場所が少ない。水田と水路の間の行き来が阻害されたことによる魚類の減少や、カエル類の減少などによる餌不足が懸念される。
特記事項 国の特別天然記念物。種の保存法に定める国内希少野生動植物種。豊岡市での放鳥個体や放鳥個体が野外繁殖して巣立った個体は今回の評価対象としていない。
地方名 ---
撮影者:松田久司 執筆者: ---
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