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オオミズナギドリ

Calonectris leucomelas 【 ミズナギドリ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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オオミズナギドリ 画像
種の特徴 全長48㎝、翼開長122㎝。日本のミズナギドリ類では最も大きい。雌雄同色。頭および顔は白地に黒い斑点。上面は黒褐色で淡い羽縁がある。下面は白い。雄は雌よりも高い鳴き声を出す。繁殖期の昼間は海上で過ごし、夜間に巣に戻る。
分 布 県内:小地島(宇和海)で繁殖。小地島以外の島しょでも繁殖している可能性があるが未発見。通過個体が秋に宇和海沿岸で観察される。 県外:日本各地の島しょ部で繁殖。高知県西南部にも繁殖地がある。国外では朝鮮半島・中国大陸東部の島しょ部で繁殖し、フィリピン近海で越冬。
生息状況
選定理由
県内には夏鳥として渡来し、繁殖個体数は100羽未満と推定される。島の林内の地下に深い穴を掘るか、岩の隙間を利用して巣をつくり、子育てを行うが、宇和海の島しょ部ではドブネズミやイノシシの侵入が確認されており、巣を破壊される恐れがあるほか、卵や雛が捕食される可能性が高い。
特記事項 繁殖個体群の生息状況によりカテゴリーを評価した。
地方名 ---
撮影者:山本貴仁 執筆者: ---
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