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ツミ

Accipiter gularis gularis【 タカ科 】
愛媛県カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
環境省カテゴリー
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ツミ画像
種の特徴 全長雄27㎝、雌30㎝。翼開長51〜63㎝。翼開長雄51㎝、雌62㎝。体長がヒヨドリ程度の小型のタカであるが、翼長はキジバトほどの長さがあり、飛翔時には大きくみえる。餌は小型の鳥類や小型の哺乳類、昆虫類など。
分 布 県内:低山から亜高山帯まで広く分布するが生息数は少なく、繁殖は極めてまれ。 県外:北海道から沖縄にかけて周年生息。西日本では個体数が少ない。国外ではサハリンや南千島で繁殖し、中国大陸南部や東南アジアで越冬。
生息状況
選定理由
アカマツやモミなど針葉樹の林や、広葉樹との混交林で繁殖する。春期と秋期には佐田岬半島や高茂岬などで渡り個体が記録される。3月下旬以降に西から渡来し、10月下旬〜11月上旬をピークとして西へ向かって渡ることが確認されているが、それらの個体が県内で繁殖しているかどうかは不明。自然林の減少やスギ・ヒノキ植林地の拡大などで森林環境が大きく変化し、餌となる鳥類や昆虫類が減少した。また、マツ枯れにより繁殖に適した森林が激減した。
特記事項 繁殖個体群の生息状況によりカテゴリーを評価した。
地方名 ---
撮影者:秋山勁三執筆者: ---
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