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ヒクイナ

Porzana fusca erythrothorax【 クイナ科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
準絶滅危惧(NT)
ヒクイナ画像
種の特徴 全長21〜23㎝。雌雄同色。頭部、首、胸は赤褐色で背面は暗緑褐色。足は長く赤い。早朝と夕方に「コッコッコッ」という連続した声で鳴き、その声は徐々に速まる。
分 布 県内:各地の河川や溜め池のヨシ原、水田や休耕田などの湿地。 県外:北海道から九州で繁殖し、西日本では越冬する個体もいる。国外では中国大陸東部や朝鮮半島で繁殖し、東南アジアや中国大陸南部で越冬。
生息状況
選定理由
ヨシやガマが茂り、下層にスゲ類が茂る水深10㎝前後の環境を好むとされる。水田では休耕田など高茎草本の茂る環境に隣接した場所を好むが、圃場整備により平野部の休耕田は消失しつつある。県内で繁殖する個体群は100羽未満と推定されるが、松山市と西条市、四国中央市以外は未調査。以前は夏鳥とされていたが、1990年代から冬季にも確認されるようになってきた。1990年代後半以降、特に北日本で分布域が縮小している。
特記事項 ---
地方名 ---
撮影者:坂和照子執筆者: ---
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