マナヅル
Grus vipio【 ツル科 】
愛媛県カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
環境省カテゴリー
絶滅危惧2類(VU)
| 種の特徴 | 全長120〜153㎝。雌雄同色。成鳥は頭頂から後頸、喉は白色、眼のまわりの皮膚が赤く大きく裸出しておりよく目立つ。眼先は黒色、眼の後には灰色斑。腹や背は灰黒色。幼鳥は褐色の羽が各部分にある。1〜4羽で行動。「グルー」などとこもった声で鳴く。 |
|---|---|
| 分 布 | 県内：西条市、松山市、松前町、大洲市、西予市、鬼北町、愛南町などに渡来した記録がある。 県外：鹿児島県出水市が最大の越冬地。佐賀県伊万里市や山口県周南市などでも少数が越冬。国外では中国大陸北東部で繁殖し、中国大陸東部や朝鮮半島で越冬。 |
| 生息状況 選定理由 |
冬鳥として、開けた水田や河原の中州に渡来する。ナベヅルと同様に警戒心が強いため、人や車との距離が十分に保たれ、安心して採食できる農耕地やねぐらに適した場所が少ない。また、圃場整備による乾田化などにより、餌の減少などが懸念される。 |
| 特記事項 | 種の保存法に定める国際希少野生動植物種。 |
| 地方名 | --- |
撮影者：白石勝博執筆者： ---
